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無料求人サイトのメリット・デメリットと採用効果を高めるコツ

[2022.05.30]

目次

    無料求人サイトは、広告費をかけず採用できる手法で、採用担当者にとっては必ず実施したい施策の一つといえます。

    とはいえ無料がゆえに
    「本当に効果があるのか?」
    「大した機能はないのでは?」
    など、取り組む前に不安になる担当者の方もいらっしゃるかもしれません。

    そこで今回は、無料求人サイトを利用するメリットや採用効果を高めるポイントをご紹介します。

    1.無料求人サイトとは?その概要について

    無料求人サイトとはその名の通り、「無料で求人掲載を行えるサービス」のことです。
    自社で求人票の原稿を作成する必要があるものの、掲載料金無料で成果報酬の支払いもないため、コストを抑えて採用活動できるという特徴があります。

    また、無料求人サイトは自社運用が基本となるため、労力がかかりますが活動を通して採用ノウハウを蓄積できます。さらに、無料求人サイトを利用することで、採用の間口を広げることもできます。これらの点から採用コストを下げたい、ノウハウを蓄えたい、求人サイトを複数使いたいといった企業に向いているのが無料求人サイトです。

    1.1.求人広告を無料で出せる理由

    なぜ無料求人サイトでは求人票を無料で掲載できるのでしょうか。その理由は、無料掲載とともに有料プランがあるためです。

    例えば、求人検索エンジンタイプの無料求人サイトでは、料金を支払うことでPRとして検索上位に求人広告を掲載することができます。この他にも、月額制の広告枠を設け、ページ内に広告を掲載するなどさまざまな形で無料求人サイトは収益を出しているのです。

     

    2.無料求人サイトを利用するメリット・デメリット

    無料求人サイトを効果的に活用するために、知っておきたいメリットとデメリットをご紹介いたします。

     

    2.1.無料求人サイトのメリット

    無料求人サイトにおける3つのメリットをご紹介します。

    採用コストの削減

    採用コストの削減は無料求人サイト利用における最大のメリットです。

    例えば有料求人サイトの場合、プラン・掲載期間や掲載するサイトによりますが数万円〜数十万円の費用がかかるでしょう。採用コストを十分にかけられる企業であれば問題ありませんが、コスト削減を考えている企業にとっては大きな額となるのではないでしょうか。

    しかし無料求人サイトであれば掲載費用も成果報酬もかからないため採用コストを大幅に削減することが可能です。

     

    採用経路が増える

    無料求人サイトを活用すれば採用経路が増加します。これは無料であることから求人広告を掲載しやすいためです。

    例えば、有料の採用手法に加えて、無料求人サイトを利用すればコストを増加させることなく掲載先を増やすことができます。掲載先を複数にすれば、それだけ企業の求人情報がさまざまなサイトに露出するため、目にする求職者も増えます。結果として応募増加も見込めることでしょう。

     

    PDCAを回しやすい

    無料求人広告ならば積極的にPDCAを回すことができます。これは無料であるため何度も試すことができるからです。

    サイトにもよりますが、多くの無料求人サイトでは原稿内容の修正や一定期間をあけて再度掲載するといったことも無料でできます。そのため、求人広告の反応を見つつ、キャッチコピーの変更や条件面の見直しといったことが可能です。

    しかし有料の場合、修正にも費用が必要になったり、再び掲載するためには費用がかかったりすることもあります。そのため、コストを潤沢にかけることができないとPDCAを回しにくいのです。

     

    2.2.無料求人サイトのデメリット

    無料求人サイトにおける3つのデメリットをご紹介します。

    掲載情報を求職者に伝えきれない

    掲載情報が制限されることは無料求人サイトのデメリットとなります。制限されているとサイトの機能を活かせず満足できる求人広告を出すことが難しくなるためです。

    無料求人サイトでは募集原稿の文字数や使える写真の枚数が有料と比べて少ない傾向にあります。そのため、自社の魅力をアピールしきれなかったり、情報が少なくて求職者が疑問や不安を感じてしまったりして、応募にブレーキがかかることがあるのです。
    また、広告枠に上位掲載を奪われてしまうため、求職者の目に留まらないことも想定できます。

     

    担当者がついてくれない

    担当者がつかない点も無料求人サイトのデメリットとなります。専門家によるサポートやアドバイスがないため、採用ノウハウが蓄積されていない場合は採用活動が長期化します。

    有料求人サイトでは求人広告の代理店など、経験豊富なスタッフが担当者としてついてくれることが多く、魅力的な求人表作成のコツや効果を得やすい掲載方法、反響を確認した上で次の一手についてアドバイスするなどのサポートが手厚いことがほとんどです。

    しかし、無料求人サイトでは担当者がつきません。そのため、原稿作成もPDCAを回す際の効果分析なども自社で行う必要があります。自社運用が基本となりますので、採用経験・実績のある担当者でないと良い結果を出すのは難しいかもしれません。

     

    結果が出にくく長期化しやすい

    有料求人サイトに比べ結果が出にくい点も無料求人のデメリットです。
    有料求人サイトは費用をかけることで十分に機能を活用することができますし、露出を増やして求職者の目に留まりやすくすることができます。

    しかし無料求人サイトは前述した通り、機能が制限され露出も少なくなりがちで、求職者への訴求力という点では見劣りします。そのため、有料求人サイトよりも結果を出すのが難しく、採用活動が長期化しやすいというデメリットがあるのです。

     

    3.無料求人サイトの利用が向いている企業

    無料求人サイトはどのような企業に向いているのか、3つの視点からご紹介します。

    3.1.専任の担当者がいる

    前述したとおり、無料求人サイトは担当者がつかないことがほとんどです。そのため、運用は自社である程度知識のある担当者が行うのがよいでしょう。

    担当者がいない場合だと他の業務と兼任している方が行う必要があり、ノウハウが溜まっていないことから求職者にとって魅力的な求人票の作成や自社の魅力を効果的に伝えることが容易ではないと考えられます。

    ある程度ノウハウを持った担当者がいることで無料のメリットが活きるため効果的な求人を行うことができるでしょう。

     

    3.2.幅広い層へアプローチしたい

    無料求人サイトは無料で掲載することができるため、掲載しておくだけでも露出を高めることができ、幅広い層へアプローチができます。

    これは求人サイトは、サイト毎に利用しているユーザー層には違いがあるためです。
    例えば、Aというサイトは10代~20代のフリーター、Bというサイトはパートを探す主婦といった形であったとします。それぞれに無料掲載すれば複数の層にコストをかけずに露出することができ、結果的に幅広く応募を集めることができます。

    このように、無料求人サイトは幅広い層へのアプローチ手段として有効に活用できます。

     

    3.3.有料求人サイトを利用している

    無料求人サイトは無料である分、想定より結果が出にくいと言えます。文字数や写真の掲載ができなかったりと求職者への訴求が弱まるためです。

    そのため、無料求人サイトのみで採用活動を行うと成果がでるまで時間がかかります。あくまでもすでに有料求人サイトを活用していてより採用活動を活発に行いたい場合に利用するのがよいでしょう。

     

    4.オススメの無料求人サイト5選

    今現在、無料求人サイトは数多くあります。
    ここでは掲載から採用までを無料で行える、オススメの5つをご紹介します。

    4.1.indeed

    世界最大級の求人検索エンジンです。月間アクセス数が3460万人で他サイトより圧倒的にユーザー数が多いです。ユーザーは「キーワード」×「勤務地」の2つで検索するため、幅広い求人に目を通すことができます。それにより一部の企業に応募が偏ることは少ないと言えます。
    参考:indeed

     

    4.2.求人ボックス

    indeed同様に求人検索エンジンになります。月間アクセス数はIndeedより劣るものの、年々利用者が増加しているため急成長中のサービスと言えます。また、「こだわり条件検索」という様々な条件で求人検索ができるため求職者にとっては希望する職場を見つけやすいです。
    参考:求人ボックス

     

    4.3.Googleしごと検索

    Googleで「飲食 求人」「警備 採用」など求人関連ワードで検索した時の検索結果ページで、上位に表示されるサイトです。自然検索結果より上位に表示されるだけでなく、検索結果ページ上で求人内容を確認できるので求職者の目につきやすいと言えます。

     

    4.4.スタンバイ

    Indeedや求人ボックス同様、求人検索エンジンです。勤務地や職種、希望する条件での検索だけでなく、位置情報を基にした求人検索もできるので自宅に近い勤務地を簡単に探すことができます。
    参考:スタンバイ

     

    4.5.げんきワーク

    介護を含む専門職の求人が多い求人検索エンジンです。有料枠がないため無料が理由で他の求人票に埋もれることがありません。スカウト機能もついているため求職者に直接アプローチができることも特徴です。
    参考:げんきワーク

     

    5.無料求人サイトの採用効果を高めるコツ

    無料求人サイトはそのまま利用するだけでは効率的ではありません。採用効果を高めるために覚えておきたいコツをご紹介します。

    5.1.無料掲載を利用する目的を明確化しておく

    求人サイトの無料掲載は、採用間口の拡大やコストを抑えた長期的な採用活動などを目的として運用されることがほとんどです。
    無料掲載の利用における目的を明確化しておき、社内で共通認識を持つことで、有効活用できているかを判断できるのです。例えば、ノウハウ蓄積を目的に行うことで、有料掲載や他施策の実施に向けた情報材料として活用できます。

     

    5.2.PDCAを回してブラッシュアップする

    無料求人サイトを利用する際にはPDCAを積極的に回してブラッシュアップをしていきましょう。

    無料求人サイトはコストを気にせず様々なチャレンジができます。また、複数サイトを利用することでさまざまな角度から反響を確認することができるため、数多くの求人サンプルから新たなノウハウを蓄積することも可能です。
    PDCAを数多く回しブラッシュアップし、より効率的な採用活動を行っていきましょう。

     

    5.3.求人票を魅力的にする

    無料求人サイトを利用する際には求人票の内容にこだわりましょう。

    無料求人サイトは有料求人サイトと比べて訴求力が高くありません。上位表示されるわけではないため数多くある他社求人の中に埋もれてしまい、求職者の目に留まりにくくなることも珍しくないのです。
    例えば、業務内容のハードルを高くしすぎない、教育制度が充実している、同業他社よりも昇給制度が良いといった点は大きなアピールポイントになります。

    また、非正規雇用求人においては「給与前払い制度」の有無がポイントとなります。借金ではなく、給料日前にまとまったお金を受け取れることは非正規労働者にとっては大きなメリットであるためです。

    ジョブペイ」では、業界最低水準の手数料で24時間365日全国10万台以上のATMから給与受け渡しができます。上場企業も多数採用する給与支払いの原則を遵守したサービスですので、法的リスクもございません。
    求人票へのアピールポイントを求めている企業様は、ぜひジョブペイの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

    6.まとめ

    無料求人サイトは、うまく使うことができれば採用コストを削減し、採用効果を高めることができます。また、PDCAを積極的に回すことで採用ノウハウを蓄積できるため、企業の将来的な成長にもつながることでしょう。

    しかし、無料求人サイトは無料であるがゆえに訴求力の低さやサポート力の低さなどがあります。他社求人に埋もれてしまう可能性もあり、コツを抑えた運用を意識することが大切です。例えば、「給与前払い」をアピールするなど求職者の目に留まりやすいメリットを求人票に記載し、訴求力を高めていきましょう。

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